90年代外国映画ベスト10

キネマ旬報9月下旬特別号で、
1990年代外国映画ベスト・テン
という特集をやっていた。

ランキング好きの僕は久々にキネマ旬報を購入し、興味深く拝読。

あったな~、この映画!
などと思いつつ読んでみたが、僕の好みとは大分違うランキングだった。
1位の作品に至っては、観たことないどころか、その存在さえ知らなかった。


といっても映画業界で働いてるわけじゃないし、映画ファンだけど映画マニアではないと思ってるのでまぁしゃあないかと諦め、ここはひとつ自分のランキングをというわけで、先日の日本映画ベスト10と同じく、勝手ながら90年代の個人的な外国映画ベスト10を選んでみました。
僕の独断と偏見によるランキングですが、よければ少しの間お付き合いください。



第1位

『ライフ・イズ・ビューティフル』

1997年イタリア映画。
監督・脚本・主演:ロベルト・ベニーニ。

第2次世界大戦下での、ナチス・ドイツより迫害を受けるユダヤ系イタリア人の親子を描いた物語。

子どもを恐怖や不安から守るため、これはゲームなんだと思わせる父親。
ゲームに勝てば、戦車に乗って家に帰れると思い込んでる子どもに、強制収容されているという意識はない。



この映画、泣いてしまいました。

戦争なんて、絶対にやるべきではないのだ!

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アカデミー賞では、主演男優賞など計3部門を受賞。

いつか、
LIFE IS BEAUTIFUL
と思えるようになりたいな。



第2位

『ファイト・クラブ』

1999年アメリカ映画。
監督:デヴィッド・フィンチャー 出演:エドワード・ノートン、ブラッド・ピット。

不眠症に悩むエドワード・ノートン演じる”僕”は、出張中の機内でブラッド・ピット演じるタイラーと出会う。
そして二人は駐車場で本気の殴り合いを行う。
その後自分とは正反対のタイプであるタイラーと一緒に暮らし始めることに。
殴り合いは繰り返され、やがてそこに仲間が加わっていき、”ファイトクラブ”という秘密の組織がつくられていく。



監督のデヴィッド・フィンチャーは今現役の監督の中で僕が一番好きな監督。
90年代の作品だと『セブン』という人気・評価とも抜群の作品があるけど、僕個人として『ファイト・クラブ』がイチバン好き。

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主人公の気持ち、凄くよく分かる。


 
第3位

『ブギーナイツ』

1997年アメリカ映画。
監督:ポール・トーマス・アンダーソン 出演:マーク・ウォールバーグ、バート・レイノルズ、ジュリアン・ムーア、ヘザー・グラハム、ドン・チードル、フィリップ・シーモア・ホフマン等。

男優としてポルノ業界に飛び込む、マーク・ウォールバーグ演じる主人公。
”ダーク・ディグラー”という芸名でヒット作を連発しポルノ界のスターとなるが、ドラッグに手を出したりし、一気に堕ちていく。



ポルノ映画からビデオへと時代が変わっていくアダルト業界を描いているが、核となっているのが登場人物たちの様々な人間模様。
素晴らしい作品だと思います。

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70sソウルを中心とした音楽も素敵です。



第4位

『パルプ・フィクション』

1994年アメリカ映画。
監督:クエンティン・タランティーノ 出演:ジョン・トラボルタ、サミュエル・L・ジャクソン、ブルース・ウィルス、ユア・サーマン、ハーヴェイ・カイテル等。

簡単に言ってしまえばギャング系クライムストーリーな映画である。
しかし、そう言ってしまうと、この映画の魅力は何一つ伝わらない。
時系列をバラバラにした構成で作られているのが当時とても斬新だった。
そして何より全編にわたってセンスが良い。
それは音楽やポスターまでにも行き渡っている。



アカデミー賞脚本賞受賞、カンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞。




第5位

『インサイダー』

1999年アメリカ映画。
監督:マイケル・マン 出演:アル・パチーノ、ラッセル・クロウ等。

実話を基にした社会派ドラマ。
バーグマン(アル・パチーノ)はCBSの人気TV番組”60ミニッツ”のプロデューサー。
タバコ産業の不正を告発する元副社長のワイガンド(ラッセル・クロウ)のインタビューを撮る。
しかし訴訟を恐れたCBS上層部は、このインタビューの放送を許さない。



僕の大好きな俳優の一人であるアル・パチーノですが、この映画の中の彼がたまらなくカッコイイのです。
実話に基づいた映画ということもあり、現実的な大人のカッコ良さなのです。
これが凄く良い!
ウジウジ感の出し方が絶妙だった、ラッセル・クロウも見事でした。



第6位

『CUBE』

1997年カナダ映画。
監督:ヴィンチェンゾ・ナタリ 出演: モーリス・ディーン・ウィント、 ニッキー・グァダーニ、アンドリュー・ミラー等。

目覚めたらそこは見知らぬCUBE(立方体)型の小部屋の中だった。
そこからの脱出を試みる男女6名。
しかしそこには様々なトラップが用意されている。
誰が何のために、しかもここはどこで、どういう風に作られているのか?



当時観ててハラハラが最後まで止まらなかった、異色のサスペンス作品。



第7位

『レザボア・ドッグス』

1992年アメリカ映画。
監督:クエンティン・タランティーノ 出演:ハーヴェイ・カイテル、ティム・ロス、マイケル・マドセン、スティーヴ・ブシェミ等。

タランティーノ監督デビュー作(今作では脚本と出演も兼ねている)。
お互いの素性を知らない6人の男たちは強盗のために集められた面々だった。
いざ本番、しかしそこには警察が先回りしていた。



女性は嫌がるかもしれない冒頭の下品なマドンナの話に続いて、「リトル・グリーン・バッグ」が流れるオープニングがなんともいい感じ。
センスの良さや、エンターテイメント度では『パルプ・フィクション』だが、『レザボア・ドッグス』の強烈なオルタナティヴな香りはとても魅力的である。



第8位

『グッドフェローズ』

1990年アメリカ映画。
監督:マーティンス・スコセッシ 出演:レイ・リオッタ、ロバート・デ・ニーロ、ジョー・ペシ等。

マフィアものでイチバン好きな映画がこれ。
実話を基にした物語。

事情を知る人間など邪魔者をどんどん殺害し、その死体が発見されていくシーンで流れる、デレク&ドミノスの「いとしのレイラ」のピアノ・パートがたまらなく良い!
ロック・ファンであるマーティン・スコセッシ監督の音楽使いはいつも素晴らしい。



アカデミー賞でジョー・ペシが、助演男優賞を受賞している。
ヴェネチア国際映画祭で、マーティン・スコセッシが監督賞になる銀獅子賞を受賞。



第9位

『ユージュアル・サスペクツ』

1995年アメリカ映画。
監督:ブライアン・シンガー 出演:ガブリエル・バーン、ケヴィン・スペイシー等。

犯罪者である5人の男たちが、冷酷無比な伝説的ギャングの大物カイザー・ソゼから、麻薬密輸船の襲撃を命令される。
なぜこの5人が集められたのか?
カイザー・ソゼとは何者?
そもそもカイザー・ソゼは実在するのか?
クライム・サスペンスの名作!!



アカデミー賞では、ケヴィン・スペイシーが助演男優賞を、クリストファー・マッカリーが脚本賞を、それぞれ受賞。



第10位

『マグノリア』

1999年アメリカ映画。
監督:ポール・トーマス・アンダーソン 出演:トム・クルーズ、フィリップ・ベイカー・ホール、ウィリアム・H・メイシー、ジョン・C・ライリー、ジュリアン・ムーア、フィリップ・シーモア・ホフマン等。

男女9名の群像劇。
この映画はエイミー・マンの歌ににインスパイアされて作られたとのこと。
3時間を超える作品であるが、長さを感じさせない見応えのある人間ドラマになっている。
色んな意味にとれるラストシーンも注目。



ベルリン映画祭金熊賞受賞。
エイミー・マンはグラミー賞で2部門を受賞。


次点

『ザ・プレイヤー』

1992年アメリカ映画。
監督:ロバート・アルトマン 出演:ティム・ロビンス、グレタ・スカッキ等。




以上が僕の選んだ90年代のベスト10ともう1作です。
いかがだったでしょうか。

他の人が90年代の名作に選ぶような作品でも、実はまだ観てないものもあったりするのであくまでも現時点、しかも今の気持ちでセレクトした結果であります。
なので違う日に選べば、また違うものになるかと思います。

皆様の90年代ベスト10は、どういうものになるでしょうか?


その他好きな90年代の映画としては、

『パーフェクト・ワールド』
『ジュラシック・パーク』
『オースティンパワーズ』
『12モンキーズ』
『セブン』
『インデペンデンス・デイ』
『ビフォア・サンライズ 恋人までの距離』
『許されざる者』
『羊たちの沈黙』
『タイタニック』
『フェイク』
『ヒート』
『ギルバート・グレイプ』
『ショーシャンクの空に』
『ブラス』
『フルモンティ』
『マトリックス』
『スクリーム』
『ラストサマー』
『心の旅』
『逃亡者』
『エアフォースワン』
『クライングゲーム』
『シックスセンス』
『プリティリーグ』
『トータル・リコール』
『恋はデ・ジャブ』
『ミッション・インポッシブル』
『ザ・エージェント』
『トゥルーマン・ショー』
『レオン』
『バッファロー´66』

などがあります(順不同)。



ちなみに、キネマ旬報による90年代外国映画の上位3作は、

『牯嶺街少年殺人事件』
『許されざる者』
『パルプ・フィクション』

でした。

以前に、

70年代外国映画ベスト10

日本映画ベスト10

などもこれまた勝手ながら選んでおります。
よろしければ合わせてお読みください。



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