『ジョーカー』【ネタバレなし】

予告編でグッと胸を鷲づかみにされ、実に久し振りに公開初日に観に行った『ジョーカー』。
前評判通り、衝撃的な作品だった。
ホアキン・フェニックスの演技は前評判以上の素晴らしさ。
凄かった!
良いとか悪いとかではなく、本当に凄かった!!



これまでバットマンのシリーズを一作も観ていなくても、映画の本質は十分理解し楽しめる作品。
ただ、『ダークナイト』を観ておいた方が、より深く感じることはできるかと思う。



この日は、これまた実に久し振りに鑑賞後にパンフレットを購入。
なんか、この映画のあれやこれやについて読んでみたいと、思ったからだ。

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パンフレットの中には何人かの人のレビューが掲載されていた。
最初に載っていたのはおなじみの映画評論家町山智浩。
ここで彼はチャップリンの言葉、
”人生は悲劇だ。クローズアップで撮れば。でもロング・ショットで撮れば喜劇になる。”
を引用している。
なるほどな、と思った。

次にページをめくると、社会学者の宮台真司の文章があった。
この人の書くことはいつも難しい。
もっと易しく書けるだろう、と思うのだが彼はわざわざそんな書き方をしてはくれない。
だが、今回の文章は僕にも理解できた(たぶん)。
なぜ秩序は存在するのか?
という視点から、ジョーカーとバットマンを比較するところなどとても興味深く、優れた解説だと思った。

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今の日本社会を思わせる(いや世界全体なのかもしれない)ゴッサムシティ。
そこで、持たざる者アーサーがジョーカーになった。
アメコミの世界だけの話で終わる保証はない。
大げさかな?
ただ明らかに持たざる者の方が多い。
確率の問題ではないか?

個人的な話になるが、子どもの頃よく
いつも笑ってる、笑顔がかわいいなどと言われていた。
10代の頃もわりと。
カッコイイと言われることはなかったけど。
この映画の中で、笑い(という動作)や笑顔(SMILE)が物語のモチーフのひとつとなっている。
ジョーカーがそうであるように、僕も特別楽しいから笑顔になっていたわけではない。
顔が笑っていても心が笑ってるわけではないということ。
「だよな、アーサー」

そんなことを、ちょっと思った。

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