映画『火口のふたり』

『火口のふたり』という映画を観た。
普段は海外の映画を観ることが多いので、あまり日本映画の情報は持っていないのだが、
2019年キネマ旬報ベストテンの日本映画第一位に選ばれていたのと、主演の瀧内公美がタイプだったという理由から観ることに。



大半が官能的な性的シーン。
それに加えて食事のシーンも度々出てくる。

この作品は、性欲と食欲という、生きるということにおいて最重要な項目に重点を置き描かれている。
主人公のふたり(この映画、エキストラ以外は基本的に二人の男女 ー 柄本佑・瀧内公美 ー のみがキャスト)は、性と食という観点から生きることを探っていく。
食からの流れとして、お腹をこわすシーンが入ってるところ、僕はとても好きだ。
これ重要だと思います。
僕自身がお腹をこわし易いからなんだろうけど。



キネマ旬報には、評論家が選ぶランキングと、読者が選ぶランキングがある。
読者が選んだランキングは、必然的にヒット作が有利である。
なぜなら単純に観た人が多いので、票が集まりやすくなるから。
それに加え、ある程度理解しやすいストーリーや描写のある作品がランクインしやすい。
僕はどちらかというと、読者が選んだほうのランキングに共感することが多いタイプである。
素人目線で映画を観ているんだろう。
この『火口のふたり』、ベストテンの1位にランクされたのは評論家が選出した方。
読者が選出した方には、ベストテンにランクインしていない。
性的なシーンに拒否反応を起こす人が多くいたのかな、という想像もできる。




【Amazon.co.jp限定】火口のふたり[Blu-ray](非売品劇場プレス付)
柄本佑, 瀧内公美, 荒井晴彦
バップ (2020-02-05)


この映画良い映画だと思う。
間の取り方や音楽の使い方、好みだ。
そして何より、この映画を観てセックスしたいな、お腹空いたなんか食べたいな、という感情を僕に起こさせる。
それって、作品としてのクオリティの高さの証明ではないだろうか。

気持ちいいセックスと、美味しい食事があれば他に何を人生に求める必要があるのだろう、と少し思った。

ネガティヴな僕はそれに加え、でもこれからその両方がだんだんと遠のいていくんだろうななんてことも思ってしまう。

分からない未来のことに、捕らわれないように生きようとする、映画の中のふたりとは違うな、僕は。


大阪心斎橋でBARやってます。
Cafe&Bar Almost Famous


twitter
Almost Famous@intothegloove


instagram
Almost Famous


ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント