『タクシー運転手 約束は海を越えて』 ソン・ガンホ

Amazonプライム・ビデオで、ソン・ガンホ主演の映画『タクシー運転手 約束は海を越えて』を観た。
1980年に戒厳令下の韓国光州で起こった民衆と軍との衝突、いわゆる光州事件を基にした映画だ。



この事件については、まだ定かでない部分もあるようであり、映画化するにあたり脚色されたシーンもあるようだ。
東京からやってきたドイツ人記者は実在の人物。
実際に彼が撮影した映像で、世界に当時の韓国光州での状況を伝えた。

僕はあまり韓国映画を観ないので(記憶に残ってるのは『チェイサー』ぐらいかも。この映画はとても面白い!というかなかなか怖かった!!)、ソン・ガンホという俳優のことを今年になるまでよく知らなかった。
(名前は知ってましたよ、でも出演作は観たことなかった)
初ソン・ガンホは『パラサイト 半地下の家族』。
これがとても良かったので、その流れから、同じくポン・ジュノ監督作でとても評判の良い『殺人の追憶』を観た。
これも実に良かった。



これら2作でのソン・ガンホの演技に引き込まれた。
韓国映画を日頃から観ている人にとっては、
何を今頃言ってるんだお前は!?
ということなんだろうけど。

ハイ、すいません。
全くの見識不足でございました。
そもそも韓国のこともよく分かっていない。
韓国が民主化されたのが、この映画で描かれている光州事件からさらに後の1987年という事実も最近知った。
情けない限りです。。

実話を基にした映画がたくさんある。
それらを観て、さらにその事実について詳しく知りたいと思い、自ら調べてみる。
実話を基にしてるとはいえ映画。
どの部分が事実で、どの部分が脚色されたフィクションかということも気になる。
そういう風にして、映画を入り口に世界の実情を知ること。
これも映画の大きな役割だよな~、とよく思う。

ソン・ガンホが演じるこの映画の主人公であるタクシー運転手は、特に政府側でも反政府側でもない、どちらかといえば政治などには関心がなく、目の前の自分たちの生活のことだけを考えて生きている。
しかしふとした成り行きから、自国の実情に直面してしまい、様々な対処を迫られる。
葛藤が彼を苦しめる。
いわゆる”普通の人”の目線で描き、社会的な問題を取り上げた映画として、アニメ『この世界の片隅で』を少し思い出してしまった。
全然違う話だが、”普通の人”に焦点をあてて社会や歴史を描く物語という意味では似てる部分もあるかと思う。
何かに強く賛成したり、何かに強く反対したり、という声高な人たちが目立つけれど、実は大半の人はそのどちらにも属していない。
それが良いとか、悪いとかではなく、それが実体なのだ。


『タクシー運転手 ~約束は海を越えて~』(字幕版)をamazonプライムビデオで観る

『タクシー運転手 約束は海を越えて』オススメ致します。
普段韓国映画をあまり観ない方もぜひ。
ソン・ガンホ、とても魅力的な役者さんだと思います。
 

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