『15年後のラブソング』 イーサン・ホーク

イーサン・ホーク出演の映画『15年後のラブソング』を観た。
過去に映画化されている『アバウト・ア・ボーイ』『ハイ・フィデリティ』を書いた作家ニック・ホーンビィの同名小説が原作。
小説も映画も原題は『Juliet, Naked』。
『15年後のラブソング』という邦題は、ちょっといかがなものかと僕は思っている。

IMG_3813.jpg

イーサン・ホーク演じるのは、突然姿を消してしまったアメリカの90年代オルタナ・ロック・アーティストのタッカー・クロウ。
一部の音楽ファンの間で伝説化している。
そんなタッカー・クロウに心酔しているダンカン(クリス・オダウド)と、イギリスのサンドクリフで一緒に暮らす博物館で働くアニー(ローズ・バーン)。
ある日ダンカン宛に、タッカー・クロウのデモ・ヴァージョン曲が入ったCDが届く。
アニーは、それを聴いてダンカンが運営するファンサイトに批判的なコメントを書き込む。
それがきっかけで、アニーはタッカーとメールのやり取りをすることに。
そして二人はロンドンで会う約束をする。




ダメな大人が今さらながらに頑張ってみようとするだけの話、という見方もできるが、ダメな大人でロック大好きな僕にはとても響いた映画。


アニーの博物館で1964年をテーマにした展覧会が開かれる。
そこに展示された1964年の夏に海で撮られた2組の男女の写真。

IMG_3780.jpg

当時の写真に写るエドナがアニーに、
アプローチされたけれど、面倒を避けるため心では望んだけど拒んだと話す。
そして言う
「84年の人生 何もないままよ」、と。

IMG_3787.jpg

夏に昔の恋人が、仕事で近くに来たからということで店に寄ってくれた。
他にお客さんがいなかったので色々話たのだが、その時、

貴方は、”迷ったときにSTAY”するタイプ。
私は、”迷ったときはGO”。

といって今さらながらに別れようと思った理由を語られた。

そのことが、季節がの変わった今もけっこうグサッと刺さっている。
確かに僕は傾向として、そういうタイプかもしれない。
劇中のエドナと同じだ。

そしてアニーとも。

踏み出すことがこの映画のテーマだと思う。


『15年後のラブソング』のDVDについてamazonで詳しく見る

アニーとダンカン、そしてタッカー親子の4人で食事する場面があるのだが、そこでダンカンがタッカーにファンならではの熱い想いを話す。
タッカーからすれば、それはファンの勝手な思い込みに過ぎない。
しかし僕は、アーティストではなく音楽ファンの側なのでダンカンの気持ちはよく分かる。
もちろんタッカーの言い分もその通りなのだが。

IMG_3773.jpg
IMG_3776.jpg

劇中の音楽も良かった。

終盤のシーンで流れる、プリテンダーズの「Brass In Pocket」は特に!



残念ながらサントラには収録されていない。
しかしイーサン・ホークによる歌は多数収録されている。
良い歌声です、イーサン・ホーク。
魅力的。
国内盤は出ていないし、輸入盤CDの入手も難しいかもしれないが、配信で聴くことや購入することは出来ます。



apple musichttps://music.apple.com/jp/album/juliet-naked-original-motion-picture-soundtrack/1416824134
amazon musichttps://amzn.to/360xDv3

IMG_3731.jpg
電車に乗ってるシーンでは、やはり『ビフォア・サンライズ(恋人までの距離)』を思い出してしまった。

大阪心斎橋でBARやってます。
Cafe&Bar Almost Famous


twitter
Almost Famous@intothegloove


instagram
Almost Famous


ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント