海外ドラマ『クイーンズ・ギャンビット』(Netflix)

とても評判の良いネットフリックスのオリジナルドラマ『クイーンズ・ギャンビット』を観た。
人気・評価ともに高い海外ドラマはたくさんある。
だが海外ドラマは、人気の続く限りロングランでシーズン継続されるものが多く、なかなか途中から観始めるのに時間的な観点から思い切りがいったりもする。
しかし、この作品はリミテッド・シリーズという全7回で完結するものなので、その懸念がない。
なので僕のように、この年末年始の休みの間に観た、という人も多いのではないだろうか。

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ドラマの舞台は1960年代。
主人公ベス(エリザベス)は、母親と一緒に乗った車が大破、自分だけが生き残る。
9歳だった彼女は養護施設に入所。
そこで用務員のシャイベルを通じチェスに触れ、その才能を開花させる。
そして13歳になった頃、ベスは養父母に引き取られ、施設での唯一の友人だったジョリーンに別れを告げ、その後チェスの大会に出場し、世間に天才的な才能を認めさていくのだが...



チェスが中心となって物語を引っ張っていくが、チェスのルールなど分からなくても何の問題もない。
僕はチェスについては全くの無知で、並べ方や駒の名前も分からない。
しかし全く問題なく、このドラマを楽しむことが出来た。

結論から言うと、とても面白く、みんなに是非オススメしたいと思った作品である。

現在以上に息苦しい社会における女性の立ち位置、米ソの対立という時代背景の中で、人間としての未熟な部分やトラウマを抱えながら生きる天才少女ベスの成長の物語。
60年代のファッションも満載。
60年代の中でも、どんどん移り変わっていく。
トレンドよる変化に加え、ベスの心情の移り変わりによる変化も見受けられる。
ファッション好きな女性には、この辺りも特に楽しめるのではないだろうか。
全体的に描き方はスタイリッシュだ。
これもこのドラマの魅力のひとつ。
見せかたのテンポも良い。
チェスのシーンは多いが、その見せかたの上手さで、チェスが全くわからない僕のような人間にもリズミカルに物語の中に溶け込んでいける。
勝負がどのように進んでいるか、勝敗の行方などはベスの表情が教えてくれる。
これが演技と言うもの。

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『ジョーカー』でも刑事役として出演していたビル・キャンプが演じた、ベスにチェスを教えた用務員のシャイベルがいい味をだしていた。

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出会いは嫌な感じだったが、後にベスを心配して助けてくれるハリー役には、『ハリー・ポッター』シリーズでのダドリー・ダーズリー役が有名なハリー・メリング。

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これまたベスを助けてくれる、NYの強豪チェスプレイヤーのベニー役は、『ラブ・アクチュアリー』で恋する少年サム(ドラムを叩いていた子)を演じていたトーマス・ブロディ=サングスター。
この人、そのまま大人になった感じで基本ほとんど変わっていない。



きめ細かくきっちり描き切るというより、曖昧なままであったり、含みを持たせたような作りにもなっている。
だがその部分がネガティヴな要素と感じることはない。
そういうタイプの作品ではないからだ。

このドラマの最大のキモは、何と言ってもベスを演じたアニャ・テイラー=ジョイの魅力。



描き方が優れているのはもちろんだけど、それも彼女の魅力あってのものだと思う。

また、あからさまに壊れそうな希望が感じられない弱々しい感じの、子ども時代のベスを表現したアイラ・ジョンストンの演技も良かった。

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Netflixには面白そうなドラマがあるけど、どれから観たらいいか決めかねているという人には、全7話完結のリミテッド・シリーズということもありこの作品をオススメしたいと思います。
特に女性は気に入ってもらえるんじゃないだろうか、と感じています。

このドラマは世界中で大ヒットとなっており、その影響によりチェスプレイヤーが一気に増えているという。


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僕もちょっとチェスに興味が出てきたが、子どもの頃から将棋がからっきし弱く、大人になった今は小学生にも負けてしまう。
先が読めないのだ。
なのできっとチェスも無理だな。
将棋やチェスの名人って、ほんと凄いと思う。
何手も先のことまで考え、様々なパターンを予測し対応するシュミレーションが出来なくてはならない。
それも紙に書いたりするのではなく、脳内でだ。
頭こんがらがったりしないのだろうか?
きっと僕なんかとは、脳の作りが違うのだろう。
羨ましいな。

そんなことはともかく、ドラマ『クイーンズ・ギャンビット』オススメです!
皆さま是非っ!!


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