Netflix映画『マ・レイニーのブラックボトム』 ヴィオラ・デイヴィス チャドウィック・ボーズマン

デンゼル・ワシントンがHBOと企画を進め、当初は監督も務めるのではと言われていたが、最終的にはジョージ・C・ウルフがメガホンをとった。
そしてテンゼル・ワシントンはプロデューサーとしてその名を連ね、結局ネットフリックスが制作することとなった映画『マ・レイニーのブラックボトム』。



この作品は今年のアカデミー賞でも5部門でノミネートされている。
(主演女優賞<ヴィオラ・デイヴィス>、主演男優賞<チャドウィック・ボーズマン>、美術賞、衣装デザイン賞、メイクアップ&ヘアスタイリング賞)
残念ながらこの映画は、チャドウィック・ボーズマンの遺作となってしまった。
『ブラック・パンサー』の時も、すでに闘病中だったという。
言葉にならない。



舞台は1927年のシカゴ。
”ブルースの母”と呼ばれる、マ・レイニー(ヴィオラ・デイヴィス)とそのバンドメンバーたちがレコーディングのため、シカゴを訪れる。
バンドで一番若いトランぺッターのレヴィー(チャドウィック・ボーズマン)は、自らのバンドを作って成功することを夢見ている。
マは、マネージャーのアーヴィンやレコード会社のメルに、尊大な態度を取り続ける。
それには彼女なりの理由があった。
そんな彼女に渋々従うアーヴィンたち。
彼らには、マの歌声が必要だった。
彼女の才能を搾取して大儲けするために。

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若いレヴィーは、黒人である自分が今置かれている立場からブレイクスルーしたいと強く願っている。

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いまだに続く人種差別だが、この頃は今よりはるかに酷い状況であった。
そんな状況下で生きる黒人ミュージシャンたち。
それぞれにそれぞれの心情があり、生活がある。
音楽映画の様相で、黒人たちが置かれていた当時の立場を描いた作品。
主演のふたりの熱い演技が特に素晴らしい!

音楽を担当したのは、ブランフォード・マルサリス。


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この映画の原作はオーガスト・ウィルソンが1982年に発表した戯曲『Ma Rainey's Black Bottom』。

マ・レイニーは実在のブルース・シンガーである。
        


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彼女のCDもいくつか発売されている。


”『マ・レイニーのブラックボトム』が映画になるまで”と題された、同作の舞台裏を描いた短編作もネットフリックスで配信中。
その中で、チャドウィック・ボーズマンについて語る、プロデューサーのデンゼル・ワシントン。
   
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ふと思ったのだが、
この映画は、音楽の大きな才能や音楽への強い想いを持つ黒人が、白人に搾取されるという構造を描いている。
これってオリンピックの構造と似ていないか?
スポーツの大きな才能やスポーツへの強い想いをもつ選手が、富と名声を得たい特権階級のおじさんたちに搾取されているという構造は一緒ではないか?
どうだろう、ふと思った。
ちなみに僕はスポーツが好きなので、出来ればオリンピックは開催されてほしいが、さすがに今年の夏はちょっと無理なような気がする。
もう一年延期できないのだろうか?

おっと話がズレた。

『マ・レイニーのブラックボトム』とてもオススメです。
ネットフリックス会員の方は是非!

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