『罪の声』 小栗旬×星野源

TSUTAYAでいくつかレンタルしてきた。
GWに緊急事態宣言ということで、新作はかなりの率で貸し出しされている。
観たいと思ってた『浅田家』が全てレンタル中だったのは残念だけど、1本だけ残っていた『罪の声』が借りられたのはラッキーだった。
というわけで、今日は小栗旬と星野源が出演の『罪の声』について。

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これは1984年に起きたグリコ・森永事件をモチーフに創作した、塩田武士による同名の小説を原作とした映画。


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犯人側が現金の受渡し場所を指定するための電話に、録音された子どもの声を使っていたことに着想を得た物語。
若い人は知らないかもしれないけど、江崎グリコ社長の誘拐に始まり、毒入りのお菓子がスーパーやコンビニから発見されたり、マスコミに挑戦状のようなものが送られてきたり、容疑者の似顔絵が公開されたり、当時社会を大きく賑わせた大事件だった(犯人は捕まることなく事件は時効となっている)。

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紳士服のテーラーを営む曽根俊也(星野源)は、ある日父の遺品の中から黒い手帳とカセッテテープを見つける。
カセッテテープの中には、自身の子ども時代の声が録音されていた。
そしてその声は、昔世間を賑わせた大事件の脅迫電話と同じものだった。
俊也は自分の声が犯罪に使われたことを知る。
同じころ、新聞社に勤める阿久津英士(小栗旬)は、その事件を総括する記事を任され取材を行っていた。
そしてある取材先の情報から二人は出会い、それぞれの想いから事件の真相へと迫っていく。



物語の中で、犯罪に音声を使われた子どもが俊也を含め3人出てくる。
大人たちの思惑に翻弄される人生。
この映画はミステリー的な要素の大きい作品だが、弱者である子どもたちが大人の思惑に人生を翻弄されていく様も物語の大きなキモとなっている。

子どもの生き方は、親など大人たちから何を与えられるかによって選択肢が限定される。
与えられた選択肢が多い子どもいれば、そうでない子どももいる。
選択肢が多ければよいというわけでもないだろうけど。
とにかく子どもには、取り巻く環境によって人生の選択肢が限定され、その先に大人になって自分で選択肢を広げることが出来るようになったとしても、すでに子どもの時にいくつかの選択肢を失っており、もう取り戻せないということは多分にあると思う。
そんなことを、強く感じさせる。
この映画は。

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物語の中心にある事件の真相に迫っていくミステリー的な部分はもちろん面白く、最後まで入り込んで観てしまう。
そのことに加え、3人の子どもたちの人生について胸を打たれる。
何か、たまらん気持ちになってしまった。
真面目に生きたい人が報われない世界って嫌だな、とずっと思っている。


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アメリカ映画が好きなので、あまり日本映画は観ないのですが、これはオススメしたい作品です!
ちょっと涙してしまいました!!


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