Netflix『マーキュリー13:宇宙開発を支えた女性たち』

先月アマゾンの創業者ジェフ・ベゾスが、自身の保有する宇宙開発企業のロケット”ニューシェパード”に乗り、短時間の宇宙旅行に成功した。
乗員は、
ベゾスに加え、彼の弟のマーク、搭乗チケットを落札した投資会社CEOの18歳の息子オリヴァー・デーメン(宇宙飛行史上最年少)、招待を受けた82歳の女性ウォリー・ファンク(宇宙飛行史上最高齢)の4名
自動運転のためパイロットはいない。

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ウォリー・ファンクが招待されたのには理由がある。
彼女は、”マーキュリー13”と呼ばれる1960年代に、宇宙飛行士になるためのテストや訓練を受けていた13名の女性たちの中のひとりだった。
しかし、女性だという理由によりこのプロジェクトは頓挫。
彼女たちは、宇宙に飛び立つことはなかった。
宇宙に行くのは男性だけでよいという考え方、それが1960年代のアメリカであった。

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そんな”マーキュリー13”についての、ドキュメンタリー映画がネットフリックスによって製作されているのを知った。
Netflixには、面白いオリジナルのドキュメンタリー映画がいくつもあるのだ。

作品のタイトルは、
『マーキュリー13:宇宙開発を支えた女性たち』



もちろんウォリー・ファンクも出演している。

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NASAの男性宇宙飛行士選考テストに関わっていたラブレスは、女性に同じテストを受けさせるとどうなるかという興味を持ち、非公式に研究プログラムを立ち上げた。
すると参加した女性たちは、男性と同じような結果を出し、項目によっては男性以上に良い結果を出すこともあった。
だが歴史が示す通り、このプログラムは途中で立ち消えとなり、彼女たちが宇宙飛行士になることはなかった。
男性もまだ宇宙に飛び立っていない時代に、女性による宇宙飛行を認める懐の深さを男性優位なアメリカ社会は認めていなかったのだ。

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しかし納得がいかないといことで、1962年議会において公聴会が開かれる。
女性差別ではないか?
ということだ。

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だが結局、彼女たちの宇宙飛行士への可能性を繋ぐプロジェクトが復活することはなかった。
そしてこの公聴会の翌年、1963年6月にソ連のワレンチナ・テレシコワが女性として初となる宇宙飛行を成し遂げた。
当時アメリカとソ連は激しい宇宙開発競争を行っていた。
ちなみにアメリカがアポロ11号により、人類初の月面着陸を行ったのは1969年の7月。

今では女性の社会進出という面で、日本よりはるかに先を行くアメリカだが(もちろん今も問題を多く残されている)、当時はとても保守的で性差別的な見方が大勢を占めていた。

60年ほど遅れて宇宙に飛び立つことが出来たウォリー・ファンクさんの胸中はいかなるものだったんだろう。

それにしてもジェフ・ベゾス、世界一の資産家になると宇宙とかに行きたくなるのかな?
僕は怖いので、全く行きたいとは思わないけど。
そして今日もAmazonで買い物をし、彼の資産を増やすことにほんのほんの僅かながら協力しているのである。
Amazonは便利だ!



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