サザンオールスターズ 『人気者で行こう』

今回は音楽ネタでございます。

衆院選の投開票日(もちろん投票には行きました)でありハロウィンの日でもある10月31日に行われた、自分がオススメするアルバムを音源は使わずにトークのみで紹介するという、ZOOMによるイベントに参加しました。
これは、
誰の紹介した作品を最も聴きたくなったか? 
という事を競いあうもの。
本でよくあるビブリオバトルの音楽版であります。

ノンジャンル・年代も不問という中、どの作品を選ぼうか迷った挙句僕が選んだのは、サザンオールスターズの1984年の作品『人気者で行こう』。
この作品は、サザンの大ファンである僕が是非オススメしたい傑作アルバム。
翌1985年に発売された『KAMAKURA』という2枚組アルバムも同じく傑作でありますが、よりポップ度が高いという理由から『人気者で行こう』をチョイスしました。
どちらにせよ、この頃のサザンは音楽的にとても尖がっていたと思います。
音楽的熱量もハンパありません。

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さて当日のアルバムバトルですが、発表時間は一人5分。
最初に話そうと考えていた内容では、5分では足りず、随分端折ってしゃべることとなりました。
トークとなると、間とかも入ってくるので、なかなか思うようにはいきません。

そこで、当初その場で話そうと思いその内容を文章化した、いわば台本のようなものを書き残しておこうと思います。


今日は衆院選の投開票という事で、この時間は選挙特番という重要な番組?が軒並み放送されています。
幾多の立派な方々が、議員に選出される事でしょう。
しかし時として、そんな立派な人たちには遠く及ばない、どうしようもないような、場合によってはクズのような人間が作った音楽が、それを聴いた他の人間の人生を良き方向に導くなんてこともあります。
といっても、僕がこれから紹介するアルバムを作った人は、そんなクズのようなタイプではないとは思います。
が、まぁそのような想いを持ちつつ今日はしゃべりたいと思います。

で本日僕が紹介したいのは、サザンオールスターズの、この『人気者で行こう』
というアルバムです。
サザンオールスターズといえば、日本でイチバン有名と言っていいかもしれないバンド。
そんな有名すぎるバンドを何故今更採り上げるのかというと、
有名すぎるが故に、数多いヒット曲や有名曲はあれど、熱心なファン以外だと一枚のアルバムに焦点を当てることは少ないように思うからであります。
そこで僕は、そんなサザンが最も音楽的に尖がっていた時期に、
その持ち前のポップフィーリングを融合させて大爆発させた傑作アルバム
『人気者で行こう』を紹介したいと思います。

これは1984年の夏に発売された、サザンにとって7枚目となるオリジナルアルバム。
この翌年に『KAMAKURA』という2枚組アルバムが発売され、
そちらも傑作で、この『人気者で行こう』と人気を2分しています。
で何故僕がこちらの『人気者で行こう』を選んだかというと、
弾けてる感がこっちの方があり、よりアッパーな心地よさが感じられるからです。

では内容に触れていきたいと思います。
この作品がそれまでのものと大きく違うところは、デジタルというものが前面に押し出されているところ。
デジタルといっても、今のようなエレクトロとかクラブミュージック的とか
いう意味ではなく、シンセサイザーなどのデジタル機器を大幅に導入したということであります(YMOとの活動で有名なマニュピレーター藤井丈司も参加)。
また、これまで以上に、リズムにこだわりだした点も挙げられます。
それまでのサザンのリズムというのは、桑田佳祐のヴォーカルスタイルやメロディそのものが牽引していると言えましたが、今作ではサウンド面でのリズムへのこだわりが感じられました。

これらのことから、当時僕はアルバムを買って最初に聴いたとき、それまで
との違いに少し違和感を感じたものです。

アルバムオープニング曲は「JAPANEGGAE」。
ジャパンとレゲエを足した造語なのですが、レゲエぽさというのは特に感じません。
琴のような音色のシンセで始まるイントロ、やや遅めだが小刻みに強調されるリズム、そこに絡むサックス。
怪しげな心地よさがクセになる曲です。
明らかに、新たなサザンオールスターズを感じさせるオープニング曲でした。
僕は、最初聴いた時にその心地よさにはづけなかったのですが、まぁ10代なので仕方なかったかなと。
でも多分2回目くらいからは、その魅力に気付き始めていたと思います。

アルバムリリース後に行われた、今はなき大阪球場でのライヴに行きました。
オープニング、琴のような音のシンセフレーズのイントロに乗って、般若の面をかぶった桑田佳祐が出てきて歌ったこの曲に震えたのを覚えています。

この調子で全曲聴きどころを、話していきたいところですが、時間がないので
そうもいきません。

残念です!

サザンオールスターズの、桑田佳祐の凄いところは、メロディの美しさ以外は明らかに変態音楽なのに、それを大衆音楽の極みのように感じさせるほど日本中の人々を洗脳したことにあると思います。
初めてテレビで「勝手にシンドバッド」を歌うサザンを観た時、誰もが彼らをコミックバンドだと思いました。
彼らの音楽は間違いなく異端だったし、それは実は今も変わりません。
その証拠にサザンみたいなアーティストは他にいません。
真似できないのです。
でも今や普通の顔して、みんなの日常に存在しています。
普通じゃないのに、普通だと思えるまでにしてしまった。
これを”革命”というのだと思います。

そして今や彼らは日本のキング・オブ・ポップ。
そんな日本のキング・オブ・ポップが最も音楽的に尖がっていた時期の傑作アルバム『人気者で行こう』、みなさん是非お試しくださいませっ!!

勝手にシンドバッド・いとしのエリー・真夏の果実・愛の言霊・TSUNAMI
だけではない
極上ポップミュージックです!!



サザンオールスターズ『人気者で行こう』についてAmazonで見る

実際には台本通りいかず、この7割も話せなかったと思います。
音楽を音でなく言葉だけで、説明しオススメするのは難しい。
それに加え、人前で自分の考えていることを表現するのがそもそも難しい。
緊張しました。
楽しかったですが。
人前で話すのは、ジェットコースター的なというか、怖いけど楽しいみたいなところがあると思います。

というわけで皆様、
サザンが最も音楽的に尖がっていた時期の傑作極上ポップミュージック『人気者で行こう』を是非!!

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