Netflix映画『ミックステープ:伝えられずにいたこと』

Netflixには面白そうな作品が多数ラインナップされている。
それゆえどれを観ようか、と考えるだけで相当な時間を無駄にしてる気がする。
今回観たのは『ミックステープ:伝えられずにいたいこと』という、ハートウォーミングな青春映画であり音楽映画的要素も大きい作品。
この手の内容のものは大変好みなのだが、実際に観ることに決めた最大の理由は97分という上映時間。
これは僕がどの作品を観るかを決める際に、とても重要なポイントである。



映画の舞台は2000年問題に揺れる1999年。
2000年問題とは、プログラムにおいて西暦を4桁でなく2桁で表していたため、コンピュータが”00”を2000年ではなく1990年と認識するという誤作動が世界中で起こるのではないかと危惧された件。
幸いにして誤作動により世界が大混乱、という風にはならなかった。
僕個人の経験としては1999年の年末大けがのため入院していたのだが、誤作動の危険から強制退院させられた。
その病院に入院していたすべての患者に対して、そのような処置がとられた。
当時これは、かなりの大問題となっていたのだ。

12歳の主人公ビバリーは、幼い時に両親を事故で失い、祖母のゲイルに育てられていた。
ゲイルはビバリーのために、シフトを増やすなどして2000年問題にも気を揉みながら一生懸命働く。
そんなある日ビバリーは、両親が作ったミックステープを発見。
聴こうとするが、テープが切れてしまい聴くことは出来ない。
どうしても聴きたいビバリーは、レコード屋さんに行って曲名が書かれているカセットのインデックスカードを店主のアンチに見せ、それらの曲を探して欲しいと伝える。
両親が亡くなったのはビバリーがまだ2歳の時。
彼女には両親との確かな記憶がない。
両親との繋がりを感じたいビバリーは、どうしてもそのミックステープに収められた曲を聴きたいと切望していた。

最初その中に収録されている曲が聴ければよかったビバリーは、手に入るものから聴いていくつもりだった。
しかしアンチが、ミックステープなら順番どおりに聴けとビバリーに言う。

IMG_9115.jpg

「ミックステープはメッセージ」
「作り手から聞き手へのね」
「曲順もその一部だ」
「微妙な間やテンポの変化」
「フェードアウト フェードイン」
「全部大切だ いいね」

IMG_9093.jpg

ミックステープ作ったなぁ、学生の頃よく。
自分の中では、凄くこだわって選曲した。
曲順はとても重要。
あと、車だとA面からB面に自動的にリバースされるので、再生時間内で丁度終わるように計算して収録することも考えてた。
とても疲れるのだ、ミックステープ作りは。
だけど、これがまたとても楽しいのであった!

ミックステープの中には、ブルーハーツの「リンダ リンダ」も収録されている。



ポジティヴになれる作品。
音楽ファンの人だと、より胸にグッとくるかも。
オススメです!!

IMG_9106.jpg

最近はカセットテープがまた注目を集めているようだが、今思えば不便だからこその面白さ楽しさはあったと思う。
レコードもそうだけど。
80年代だとレコードからテープにダビングすることが多く、ブチブチっというノイズが入ると録り直していた。
でも後にヒップホップの盛隆で、そのノイズが逆にカッコよく感じるようになる。
まさか後にそんな世の中になるなんて、当時は全くもって想像できなかった。
そして今、レコードが復活し、CDはその存在が危うくなりかけている。
それでも音楽は変わらずずっと生き続けるだろう。
当たり前だけどフォーマットはそれほど重要ではない。
それぞれに長所短所がある。
好みもある。
だがそれだけの事。
基本は、音に感じることである。

大阪心斎橋でBARやってます。
Cafe&Bar Almost Famous


twitter
Almost Famous@intothegloove


instagram
Almost Famous


ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント