『ハウス・オブ・グッチ』レディー・ガガ×アダム・ドライバー×リドリー・スコット

大学生時代は丁度バブル期だったこともあり、時代の波に乗りバイト代で高価なデザイナーブランドの服を買ったりしていた。
でも今やファッションにお金をかけることはない。
唯一身に着けているブランド物と言えば、リーバイスくらいだ。
好みのファッションみたいなものはあるけど、基本的に衣服など身に着けるものに対する金銭的な優先順位は低い。
そもそも自分のファッションセンスに自信がない。
なのでGUCCIというブランドには、何の思い入れも憧れもない。
今GUCCIというブランドが、どういうポジションなのかも実はよく知らない。
高名で高価なファッション・ブランドであることぐらいの認識はあるけど。
だが実際に起こった事件であるという事。
そして、個人的に大好きなアダム・ドライバーやアル・パチーノが出演しており、監督がリドリー・スコットということに惹かれ観に行った。

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大雑把に言えば、同族会社あるあるのような話。
しかしそれが殺人事件にまで発展し、しかもGUCCIのような誰もが知る有名ファッション企業で起こったとなればそれだけで大きな物語性が生じる。
それにしても、人って富や権力や華やかな暮らしに囚われるもんだなぁ~、と思う(そんなものに囚われるような経験をしてみたいものだ)。
また”創業者一族”という名のプライドって、厄介なものであり、そうでない者からすれば胸クソ悪いものだなと。
なので巨大な帝国に入り込んで、それを自分のモノにしようと挑む”持たざる者”パトリツィア(レディー・ガガ)は、共感こそしないものの応援したくなる、そんなヒール。
だが彼女はやり過ぎた。
ちなみに共感したくなるキャラクターは特にいない。
アル・パチーノ演じるアルド・グッチに少し悲哀のようなものは感じたけど。
だがそれも、僕がアル・パチーノの大ファンで、いつもの彼らしい演技を魅せてくれたことが原因かもしれない。
アル・パチーノ好きだなぁ。
基本的には、鼻持ちならないグッチ一族と、その甘い蜜に群がる人たちの話。



巨大ファッションブランドという帝国は世界中の人々を魅了し惑わせる。
富裕層の人たちだけでなく、彼らに憧れ少しでも近づきたいと願う庶民もその餌食となる。
そして帝国はさらに巨大化し、自分たちを強靭化する。
と僕が思えるのは、ファッションにそれほど興味がなく、審美眼もないから。
だがそんな僕でも興味があり、自分がその価値を分かっていると思えるものに関しては、分不相応にお金を突っ込むことがある。
そうやって僕も、GUCCIとは別の帝国の巨大化に力を貸しているのだ。

なんてことをこの映画を観た後、少し考えた。

劇中の音楽もとても良かった『ハウス・オブ・グッチ』。
GUCCIというファッションブランドに興味がなくても、十分楽しめる一本であります!

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