久々に『タクシードライバー』を観た デ・ニーロ×スコセッシ

WOWOWで『タクシー・ドライバー』を放映してたのでつい観てしまった。
何時以来だろうか、この映画を観たのは。

マーティン・スコセッシ監督による、ロバート・デ・ニーロ主演の言わずと知れた1976年のクラシック作『タクシードライバー』。
アイリス役のジュディ・フォスターはこの時13歳。



初めてこの映画を観たのは30年以上前だと思う。
僕が二十歳前後の頃だったはずだ。
その時僕はこの映画を観て、とても共感した。
これは俺の映画だと思った。

その後また一度観たことがある。
多分20年以上前のことだと思うが。

そして今回20数年ぶりに観た『タクシードライバー』。

僕は以前のようにこの映画に共感できなかった。
トラヴィス(ロバート・デ・ニーロ)はただのイカレタ困ったやつに思えた。
なんでだろう?

取り巻く環境も含め、僕が変わったということかな?

もちろん今観ても良い映画であることは、変わらないのだけど、共感という点では随分違った捉え方を今の僕はしている。
そんな自分に、ちょっと戸惑いの気分だ。


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主人公トラヴィスは、自分が住むニューヨークの街は人々を含め汚れていると思っている。
街全体を浄化したいとさえ。
そういう気持ちは、今の僕も十分理解できるのだけど、それ程共感しない。
今では自分も同じような、汚れた街の一部となっていることを感じているのか。
そんな自覚はないが、無意識のうちにもしかして。

たまに他の映画でもある。
以前観た時と感じ方が違うということ。
自分自身や自分の置かれてる環境が変わったからか。
もしくは、再び観た時に、初めて観た時には気づかなかった点に気付いたからか。
両方ということもあるだろう。

ということは以前観た時に、実にくだらない、全く面白くない
と思った作品でも、今観たら大傑作に思えるものもあるかもしれないということ。
とにかくチャンスがあれば、以前観た映画でももっともっと観なさい、という示唆なのかこれは??

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トム・スコットがサックスを吹く、バーナード・ハーマンによるテーマ曲はいつ聴いても名曲。



この曲をバックに、トラヴィスが街をタクシーで流すシーンがなんともいえない。




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