映画『ドライブ・マイ・カー』濱口竜介×西島秀俊×三浦透子

映画『ドライブ・マイ・カー』が、今年のアカデミー賞で作品賞・監督賞・脚色賞・国際長編映画賞の4部門でノミネートされた。
日本映画が作品賞にノミネートされるのは、今回が初めて。
例年以上に、アカデミー賞授賞式が楽しみである。

さてこの映画には原作がある。
原作は、村上春樹による同名の短編小説。
僕は村上春樹の大ファンなので、この作品が収録されている短編集『女のいない男たち』を持っている。
もちろん読んでいるのだが、『ドライブ・マイ・カー』がどういう内容か、実は全く覚えていない。
なので、映画観る前に原作をもう一度読んでみようかと考えた。
しかし原作を忘れた状態で観た方が、素直に映画を楽しめるのではないかとも思った。
原作を知っているとつい両者の違いについて意識が行ってしまう。
そのため、作品そのものを素直に楽しむことが邪魔されたりするからだ。


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映画は海外での受賞が続いたことから上映館が増加、以前より観やすい状況になっている。
しかし問題が一つあった。
この映画、上映時間が約3時間という長尺なのである。
実はトイレが近い僕。
ましてや、そのことを意識すると余計に尿意が…
というわけで思い悩んでいたのだが、早くもソフトが発売された。
またTSUTAYAではDVDの先行レンタルも開始。

ということからTSUTAYAでレンタルして観ることに。
ほんとは劇場で観た方が良いんだろうけど、ここは許していただきたい。



主人公は西島秀俊が演じる、俳優の家福悠介。
愛車である赤いサーブ900ターボを大事にしている。
彼は決まってその愛車の中で、妻である脚本家の音が吹き込んだ台本のカセットテープを流しそれに応対し自分のセリフを発したりして物語を深く自分の中に取り入れる。
そんなある日、妻が急死する。
2年後家福は、広島で行われる演劇祭に演出家として招聘された。
自らの運転でサーブに乗り広島まで訪れる家福。
しかし主催者側から事故の可能性を避けるため、今後運転はこちらで用意する専属のドライバーに任せてくれと言われる。
紹介されたドライバーは、渡利みさき(三浦透子)という若い女性であった。
家福は最初その申し出を断るが、主催者側からの強い勧めからテスト的に彼女のドライブで移動することに。
彼女の優れた運転能力や無口な感じに好感を持った家福は、ドライバーを彼女に任せることに納得した。
そうして家福は、彼女の運転により毎日宿舎から仕事場に通うようになる。



最初の仕事は、演目の『ワーニャ叔父さん』の配役を決めること。
いつものように家福は、車の中で『ワーニャ叔父さん』のカセットテープを流す。
配役を決めるためのオーディションには、妻の音に以前紹介されたことのある俳優高槻(岡田将生)が現れた。
高槻は音への特別な想いを持っていた。



約3時間(正確には2時間59分)という長時間作品なので少し身構えたが、長さを感じさせず滑らかに物語は流れていく。
一瞬たりとも、だるく感じたり長く感じることはなかった。
原作とは違う部分もあるが、村上春樹的な世界が展開されている作品。
なので村上春樹ファンの僕だからそう感じたのかもしれない。
いやでもこれだけ多くの高評価を得ているということは、そういう事とは無関係に、みんな時間の長さを感じなかったのだろう。
濱口竜介監督の力量が成せる技だと思う。



音楽も良かったな~

絶賛劇場公開中。
ソフトも出ているし、有料での配信もあるので、各々のスタイルで是非観ていただきたい。
好みが分かれる作品ではあると思うけど、僕はムッチャ良かった!
凄く好きな映画です!!


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最後の場面に出てくるあの犬は、あの時の犬なのかな?
ということはどういう事なんだ??
でも実は違う犬か???
犬の見分けはつかないが、あそこの解釈は人それぞれなんだろうな。
あの場面のみさきの表情が好きだ。

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